注意
これは2019年8月14日時点の記事です。まだPreview版なのですぐ仕様が変更される可能性があります。
環境:Windows Terminal (Preview) 0.3.2171.0
コピペができない
Windowsのコマンドライン(cmd)ではコピペは通常のctrl+c,ctrl+vででき、WSLを実行中などでもctrl+shift+c,ctrl+shift+vで可能なのですが、Windows Terminalは標準でコピペがブロックされています。
なぜ
ctrl+cはWindowsではコピーのコマンドですが、Linux(他でも?)ではSIGINTシグナルを送信してプロセスを終了するという役割を持っています。なのでコマンドが被らないため無効にされていたんですね。
解決法
しかしコピペできないのは不便(面倒)です。と思ったらissueで色々議論されていました。
結論からすれば v0.3.2142.0 から設定できるようになったみたいです。
ということで設定していきます。
Windows Terminal→上の「∨」みたいなところ→設定
or Ctrl+,
でprofiles.jsonが開かれます。その中のglobals > keybindingsに以下を追加します。
{ "globals" : { //略 "keybindings" : [ //略 { "command" : "copy", "keys" : [ "ctrl+shift+c" ] }, { "command": "paste", "keys": [ "ctrl+shift+v" ] } ], //略 }, //略 }
keysの部分は好きなショートカットでOKです。これを保存すればコピペができるようになります(再起動必要なし)。